ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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平和なティータイムと猫島

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子は3カ月半を迎えてようやく「構って泣き」をするようになった。

そんなとき、後ろから座り抱っこをしてあげるとご機嫌になる。

しかし対面じゃないと物足りなくなってしまい(わたしが)、何だか持て余してる感じがしたので、読み聞かせをすることにした。

絵本がないのでそばにあったワンダージャパン創刊号を手に取りページをめくる。

巨大建造物や廃墟をめぐるという企画で、二日で九州4、5箇所が取材されていた。

取材班は一名。実質、編集長だけで撮影と取材、記事の執筆をこなしている。

どう考えても二日で足りるスケジュールではないのだが。

志免炭坑、豊後森機関庫に続いて大分県狭間町にある善徳院のページへと移る。

お腹いっぱいになるラインナップだ。

子は、合掌門のページを食い入るように見つめていた。

こりゃ良い家族旅行ができそうだ。

 

買い物に行こう、と

お義母さんと子と3人で車に乗り込む。

快晴すぎて空が舞台のホリゾントのようだ。

おかあさんといっしょの体操コーナーで見たやつだ。

慣れない動きでわたわたとチャイルドシートを取り付け、ベビーカーを助手席に乗せる。

途中で近くの郵便局に寄った。

この町に移り住んでから、中に入るのは初めてだ。

鶴瓶師匠の「スジナシ」の舞台セットのような室内に、中年の女性が3名。

ゆうパックですね。中身は…電子書籍Kindleですかね、電池入ってますよね」

窓口にいた女性の口からスッとKindleという単語が出てきたことに意外さを感じた。

なぜなら江戸川乱歩シリーズに登場しそうな風貌だったからだ。

時代は確実に進んでいた。

 

まずはホームセンターに寄る。

ベビーカーでエレベーターへ。何度も訪れた店だが、利用するのは初めてだ。

あまり使用する客がいないのか、無機質な香りしかしなかった。

新品なエレベーターの香り。めったに嗅げないだろう。

よく見ると、おそらくこれは一般住宅にも設置できそうなやつで、いとこの家に備わっているものと似ていた。

 

次は業務スーパーへと向かう。夫が飲むコーヒーの豆が切れそうだったので購入。

客足もまだ少ない時間帯で、レジの女性たちがベビーカーで眠る子に華やいだ。

赤ちゃんはやはり平和の象徴だと実感する。

 

お義母さんが買ってきてくれた抹茶シュークリームに舌鼓をうったあと、いただいたお抹茶をくいと飲む。

高濃度茶カテキン、トクホのより断然こっちが美味い。

 

鳥の手羽元を、ゆで卵と酢と醤油で炊飯器にぶち込んだ。

楽、楽すぎる、炊飯器。すっかり味をしめてしまった。

 

夫帰宅。伊集院光のラジオを聴く。

バニラかるたとクワオハかるたの対決だという。女の味方、主婦の味方。敵はだれなんだ。

 

千鳥の相席食堂に野爆のロッシーが出ていた。舞台は猫島だった。

おばあちゃんち、日光東照宮の袋に入ったウニとカレイを調理してくれたカフェ(ヒトデは飾りに)、猫型のライスにカレー、猫、猫、猫、猫

絵本のような優しい世界。猫もまた、わたしにとっては平和の象徴だ。

 

「猫の新しい抱き方考えたから見て見て…」と言いながら夫はすやすやと眠りについた。

 

 

【記事を書かせていただきました】

PKやまもと | させぼ通信

 

【日常あれこれ】

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ササの抹茶シュークリーム!ごちそうさまでした〜✨#佐世保 #パティスリーササ #茶るこう #世知原茶 #スイーツ