ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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なすびの行く末を案じる

人中あたりにニキビができた。

ニキビができるのなんて何ヶ月ぶりだろう。

学生の頃あんなに悩まされていたのに、社会人になってからは年に2、3回ほどしかできなかった。

理由はわかっている。

アイスの食べ過ぎだ。

 

午前中は記事を仕上げた。

子が寝返りをそろそろうちそうだ。

4ヶ月なのでそろそろなんだろう。

上半身を勢いよくツイストするものの、下半身と下に敷かれた腕が置いてけぼりになってしまっていたので、わたしが補助をしてあげると子はころんとうつ伏せになった。

両腕のコントロールがまだのようで、頭を支えることができずウネウネしていた。

なんどか繰り返し、不機嫌になる一歩手前で止める。

人間の進化の過程といえば大袈裟だけど、こんな大きな成長を目の当たりにすることって今までなかったなぁと思う。

 

母に頼まれていたイラストに着色をして仕上げる。

ドール作家である彼女の作品のタグに使われるとのことで有難い。

人生の半分以上を手芸で過ごしてきた母の作品には、長年追い続けているコアなファンも多い。

そんな目の肥えた方々の目にさらされるのを考えると恐縮だが、描いていて楽しかった。

 

意地の悪いドッキリ番組をお義母さんと一緒に観てヒャーヒャー言っていた。

行きすぎたドッキリは笑いと同時に罪悪感と加虐心を生む。

わたしとお義母さんはどちらかというと前者だ。

お義母さんは、かつてお茶の間を賑わせた「なすび」の行く末について心配していた。

 

ニキビに懲りずにアイスを食べる。

セブンの新作チョコミントは、パフ入りのミントチョココーティングで一見チェリオのような重さを匂わせつつも中はあっさりとしていて、意外にカロリーも低め。

ミントの清涼感がやや強めではあったが、チョコも控えめな甘さだったので良い感じに足並みが揃っている。

また食べたい、とは思うがコスパで考えるとやはり赤城乳業にはかなわない。

メーカーを見ると、林一二株式会社とあった。

あのセンタンアイスのか!とまではわかったが、代表作がパッと思い浮かばなかった。

次の日もチョコミントアイスがあるなんて幸せだ。

 

昨日、髪を切ろうと決心したので、行きつけの美容院に予約の電話を入れた。

そこのオーナーさんは、夫つながりで度々イベントなどでも顔を合わせているため、あるていど顔も見知っている。

しかし、向こうは仕事中だし、予約の電話で親しげに声をかけるということにとても遠慮してしまうのだ。

なので、いつも名を名乗らずに予約を入れてしまうため、最後の名前確認で「あぁ、あなたね!」となる。

名すら名乗らないのは、もし名乗って相手が「えっと…(誰だっけ)」となってしまうことが怖い、ということもある。

そんなビビリである。

 

夕方、子にミルクを与えたあと昼寝をした。

猫も寄り添ってきて、ただただかわいい空間になった。

夫の友人がツイッターで、子どもに対してのボキャブラリーが「かわいい」に制限される的なことを呟いていたが、とても気持ちがわかる。

色々なかわいいを見てきたつもりだけど、ここまでピュアなかわいいが理解できたのは親になったからかもしれない。

 

夫が仕事から帰ってきて、日高屋の餃子を焼いてくれた。

餃子の声に耳を傾けているかのように、フライパンを持ったままじっとタイミングを見計らう。

まんべんなく火を通し手早く皿にひっくり返すと、綺麗なきつね色の焼き目がついた餃子が完成した。

カリカリと香ばしく食感も最高。肉汁も逃げてない。

酢と胡椒、お好みでショウガ、しそと一緒に味わった。

 

子は最近、わたしの食事風景にとても興味を持ってくれているようだった。

なにを食べてるの、と言わんばかりにじっと見つめてくる。

なのでこれは食育だと思って、大げさにゆっくりと口に運び、美味しいリアクションを子の目の前でする。

しかし、なんか食べ物を見せびらかしているような申し訳ない気分にもなってしまった。

まだ、あなたには、歯がないから、まだだよ。

ジェスチャー付きで説明するが、わたしがイーッとして歯を見せた瞬間、子はにんまりと笑った。

歯を見せたかったのだが、笑っていると勘違いしたようだ。

 

夫が子とスキンシップを取っていた。

久しぶりにお風呂に入れてあげると、父との時間に喜んでいるのか、子がゲタゲタゲタッ!!と上機嫌に笑っていた。

笑い声がお風呂で反響して、つられて夫もわたしも笑った。

夫婦間でこんなヘラヘラ笑うことってそうない。

そんな笑い声を聞きつけて、お義母さんが自室からやってきて一緒に笑った。

なんだこのハートフルな光景は。

と同時に大人をここまで動かしてしまう存在。

もはや赤子に脅威すら感じてしまう。

 

そのあと、子は夫のひざの上でクレイジージャーニーを観ていた。

爬虫類ハンター加藤さんにゲラゲラ笑って釘付けだった。

夫婦で「ノドジロオオトカゲしゅごい!ノドジロオオトカゲしゅごい!」と子にアテレコして楽しんだ。

夫は「アフリカに行くなら、ソマリランドが安全だよ」と子に言い聞かせていた。

 

 

【記事を書かせていただいてます】

PKやまもと | させぼ通信

 

 

【日常あれこれ】

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