なにかとすぐポトフに走る癖がある
夫の車とお義母さんの車のカギを何故かパジャマのポケットに入れっぱなしにしていた。
そのため、朝から夫はバタバタし、スペアキーでかろうじて出勤していった。
そのあと必死で探し、布団をめくると、2つの鍵が電気毛布のなかでほかほかあったまっていた。
「ごめんね」と夫に伝えると、「けっこう大変だったよ」と言われたのでほんとすまん、と思った。
昼12時までだらだらしていた。
天気は快晴。
子と会いたがっていた夜勤明けの妹1を誘って、船越までドライブしようということになった。
妹1は家にやってくるなり、ベビースターラーメンをくれた。
ヒプノシスマイクとコラボしたらしい。
とうとうそんな時代が来たのか。
たまたまベビースターラーメンのキャラがラップ好きだったからという理由で、この超人気作品とコラボするに至ったようだ。
味は魅惑のライムソルト味と表記されていた。
これもラップにちなんだものなんだろうか。
チームヨコハマのイケメン3人が眩しい。
妹1がわが子に「推しメンはだれ!?」と聞いたところ、一番左のメガネ警官をパシパシ叩いていたので、血は争えないなとビクビクした。
わたしもこの中だったらメガネが好きだからだ。
妹1の車で景色を見ながらドライブする。
BGMはもちろんヒプノシスマイクだ。
この時点では、わたしもやっと声の判別がつくようになっていた。
耳はやはり慣れるものだ。
だからスピードラーニングもバカにできない。
錦織圭選手が出演するJACCSのCMにもヒプノシスマイクの楽曲がと話題になり、動画を見て笑った。
人間業じゃない超人的プレーを繰り出す、テニスの王子様の世界観も思わせる演出だった。
メディアミックス展開を続けているヒプマイがどこまで枝葉を広げるのかが楽しみである。
以前から看板を見掛けて気になっていた、佐世保バーガー本店へお昼ご飯を食べに行く。
佐世保バーガーに本店があったのか、と思った。
このワードが出てくる以前からバーガーのお店はぽつぽつとあったので、どこが本店というのはなんともハッキリとしがたい。
言ったもん勝ちなところがあるのかもしれない。
とりあえず桜がとにかく満開で綺麗だったので、それどころではなかった。
妹に子を抱きかかえてもらいながら、バーガーを食す。
はじめは屋外へ行き、わやわやと記念撮影をしていたが、あまりの風の冷たさに室内へ移動した。
昔ながらの宴会場といった雰囲気だった。
表に艦これのパネルが置いてあるのだが、フロアにはファンとおぼしき男性客もいたので、その人気がいまだ健在だということに感心する。
ハンバーガーをたいらげ、その場を後にした。
夕方ごろまでぶらっとし、家で妹1と話しながらのんびりしていた。
部屋にあったチョコミントアイスをおやつとして差し出すと喜んで食べてくれた。
人に冷凍庫のアイスをあげるなんて高校生ぶりかもしれない。
子は、コロコロと表情を変える妹1をずっと見つめて笑っていた。
顔のパーツがでかいので、アニメのキャラみたいに見えたのかもしれない。
ちょっと目を見開いただけで反応があるのはすごい。
ほんとうに色々なことが初めてで楽しいのだろう。
そして妹1も、子が笑うたびにリアクションするので、陽気なスパイラルが生まれていた。終わりはどこだ。
ちなみにいまのところ、妹1が一番わが子を笑わせている。
最強ネタは、アニメ版ジョジョの承太郎の「オラオラ」の台詞である。
これを小野大輔氏の声色に似せて披露するのだが、毎回といっていいほど子の笑いのツボにクリーンヒットする。
われわれ夫婦が笑わせてもここまでゲタゲタ声を出すことはないだろう。
ちょっと悔しかったので、わたしも真似してやってみたところ同じような反応があった。
たぶん姉妹で声も顔も似てるので同じものと認識されているのかもしれない。
わたしのなかでは、小野Dすげぇな、ということで結論がついた。
結局妹1は、席を立って車でここを出るまで、オラオラをして子の反応を見ては悶えるという一連の行動を繰り返し、「マジでおわらねぇ」となんとか切り上げて帰っていった。
子の遊びに付き合うと、ほんとに時間の経ち方がえげつないのだ。
子はお出掛けと笑い疲れのせいか、妹1が帰るとすぐに眠りに落ちた。
そしてハッと目を覚ましてギャーッと泣いたので、再びオラオラを披露したらケタケタッと笑った。
やっぱり、オラオラすげぇ。
仕事終わりの夫から電話があった。
「晩御飯なにか作ってる?」という確認の電話だ。
「サラダとポトフになる予定だよ」と言うと、夫は「鶏肉解凍しといて。キャベツまだ大量にあるし、俺が回鍋肉的なやつ作るから」と言った。
わたしが料理を面倒くさがっているとき、なにかにつけてポトフか味噌汁に走ってしまうのを夫は見抜いているようだ。
そんな妻のポトフ癖に気を遣わせてすまねぇとおもうが、なんだかんだ野菜は摂れるしいいじゃないかとも思っている。
しかしそればかりに頼っていては料理のスキルは停滞したままなので、あまりよろしくないだろうなということもわかっている。
お義母さんが旅行先の岐阜から帰ってきた。
ヨルダン在住の親戚に久しぶりに会ってきたらしい。
キャリーケースからは、名古屋らへんのお土産とヨルダンのお土産がポンポンと出てきた。
名古屋といえば、八丁味噌とエビフライである。
(そういえば、美少女戦士セーラームーンのキャラ・海野ぐりお扮するタキシード海野仮面はエビフライを投げていた。スタッフに名古屋関係者でもいたのだろうか)
美味しそうな手羽先、煮卵、天むすなどの横に、靴も頭も洗えちゃう石鹸など、日本では買えないヨルダンのアイテムが次々と並んだ。
久しぶりの子との再会に喜ぶお義母さん。
子も笑顔で応える。
おかえりなさいと3人でビールを乾杯して、お土産話を聞きながら夫が作った回鍋肉を食べた。
最近、子が夜中に1回は起きるようになってきた。
オムツを替え、あやしているうちに寝ることもあるし、
ミルクの入った哺乳瓶を口に近づけると口を雛鳥のようにパクパクさせるので、そのまま飲ませて寝かせることもある。
子の行動パターンが変化すると、やはり成長を実感する。
いまのところわたしの寝不足には至っていないが、できるだけ余裕をもって接していきたいところだ。
それはそうと眠い。
春のせいか。
【記事を書かせていただいてます】
【日常あれこれ】
バンブルアーディという絵本がとてもクレイジーで素敵だ pic.twitter.com/KNjl4uWv6r
— chirolpakutiaji (@chirol1660) 2019年4月2日
妹のリバ否定論が止まらない。
— chirolpakutiaji (@chirol1660) 2019年4月2日
「お前はずっと下であれー!!」が今のところの名言である