ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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藻碗蒸しですまない

この日は、市立図書館の郷土資料室へお邪魔する予定だったが、時間と手段がなかったので断念してしまった。

お出掛けの予定は計画的に、である。

 

手作り離乳食週間に突入したつもりでいたが、早々にレトルトが恋しくなった。先日手作りした、見た目が完全に鮮やかなグリーンの藻のような茶碗蒸しを子に食べさせるのがたいそう不憫に思えてきた。

味はまぁまぁで、子も嫌がらずにぽくぽく食べてくれるのだが、なんせ絵面がよくない。

ティラミスアイスを植木鉢に見立てたスイーツの写真を見たけど、ああいうふうに可愛く飾り付けができていればよかったのだが。

食事がそれだけではあんまりなので、気持ち程度に、ありあわせのカッテージチーズとトマト缶をうまいこと処理して出した。

子は「すっぱ」という声を表情を通して伝えてきたが、戻さずに全部食べてくれた。

その口まわりには、さっき食べさせた藻碗蒸しがぼそぼそと付いている。

おそらく植物は食べないのかもしれないが、わたしのなかで勝手にコロポックルみたいだと思うことにした。

次回は改善しようと心に決めた。

 

お義母さんと、権常寺町には意外にもカフェが多いという話をしていた。

今のように、ファストフード店やお手軽なカフェもなく、お茶する場所として喫茶店がメインだった時代。

一杯でワンコイン以上もするコーヒーは、学生たちにとっては高すぎた。

お義母さんの時代だと、学校のそばで商売をしていた焼き芋屋か、得体の知れないメーカーの菓子も並んでいたという駄菓子屋などが学生たちの憩いの場だったという。

いまでは上記に挙げたもののほかにもコンビニのイートインスペースなど多岐に渡っているが、

やはり当時ならではの、店員さんとの会話やチープなんだけどお腹を満たしてくれた定番の味というものは今となっても魅力なのだろう。

ちなみに、わたしの定番の味は、高校近くにあったローソンで売っていた「揚げたこ焼き」だ。

なぜこういう会話をしていたのかというと、近日権常寺のカフェで「第二次世界大戦 米陸軍&日本軍コレクション」という、なんともアグレッシブなイベントが開かれるからだ。

お義母さんは特に軍服が大好きだそうで、それをとても楽しみにしている。

 

仕事から帰ってきた夫と足並みを揃えるため、あれやこれやと試行錯誤した結果うまくいった。

ながら作業が鉄則のようだ。

 

住んでいる地域周辺では強風警報が出ていて、窓の外では風が吹き木がざわめく音がしていた。

虫の声も聴こえる。

この風の強さなら、害虫は入ってこないだろうということで、部屋中の窓を開け放つと涼しすぎるほどの風が部屋をすり抜けていった。

夫は「いやあほんと贅沢すぎる」的なことを言いながら、エレナで買った鍛高譚ソーダ割りを飲んでいた。

広報さんの熱意あふれるインスタを見てつい買ってしまったものだ。

一気に飲み干して、猫を抱えながらあれこれと話す。

子は一足先に眠りについていたが、気がつくと90度回転していた。

寝相が右、左じゃなく、360度もありえる子ども。

なるほどこの活動量なら、寝ながらにしてカロリーを消費しているといってもおかしくはないだろう。

 

次の日は雨が降るらしく、空気がほんのり暖かかったが肌寒いというよくわからない環境だった。

開け放って気持ちよく布団にくるまりたかったが、雨が振り込んだら1日中テンションがガタ落ちになると思ったので、きちんと閉めてから寝た。

 

 

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