ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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子育ての疲れはニコラスケイジで癒される

夫はそら豆をグリルで焼いた。

煮物で食べることしか知らなかったわたしは、それはもういたく感動してしまい、潤んだ瞳でそら豆を見つめていたのだった。

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夫が作った料理の美味さに関しては飽きるほど語り尽くしているつもりだが、今回の自家製ラー油に関しては群を抜いた超傑作だと言えるだろう。

あまりの美味さに、わたしはそばにあった茶碗蒸しにかけてしまったほどだ。

おだしとラー油の味がそれぞれした。

そんな感じで血迷ってしまうほど夫のラー油にハマってしまったわたしは、食事のメニューをラー油中心で考えるようになってしまった。

調味料がメインになることってなかなかないのではないだろうかと思う。

冷蔵庫をのぞき、野菜に呼びかける。

誰か、ラー油と共になる者はおらぬかと。

手を挙げたのは大量のナスだった。

よし、麻婆茄子だ。

そう決めてキッチンに立つ。

夫が30分で作ったやまもとさんちのラー油のラベルがキラリと輝いていた。

https://www.instagram.com/p/BxvyZ0TnC8S/

なにかが出来ていた。いったい、どうなってしまうんだー!?

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ちなみに半透明バージョンもある。

 

 

お義母さんが、ニコラスケイジのクッションカバーを買った。

スパンコールで出来ていて、一方向に撫でるとニコラスケイジの顔、逆方向に撫でるとなぜか真っ赤に染まるというものだ。

赤いスパンコールに罪はないが、肌色とあわせるものではない。単純に怖い。

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ニコラスケイジのような心の広い人間になりたいなと感じながら、クッションをすすすと撫でる。

外観もあいまってやや気持ち悪かった手触りもしばらくすると気持ちよくなってくるし、スパンコールを1枚残らずすべて揃えたくなる欲求にかられてしまった。

ニコラスケイジおそるべし。

子で片手がふさがっているときは、これで癒しをもらおうかと思った。

いつかママ友に「子育ての疲れはニコラスケイジで癒されてるわ」と言いたいが、映画のことはさっぱりわからないのでやはりやめておこう。

 

仕事から帰宅する夫を迎えに行った。

道の途中でお腹が空き、我慢ができずカップラーメンを買ってしまったらしい。

もともと22日でイベント中だった「旅と猫と」に立ち寄るつもりだったそうだがどうにも限界だったようだ。

そしてお湯を注いで待っていると、たまたま以前から話がしたかった人と鉢合わせしたのだという。

夫としては「俺、これから飲みに行くんで軽く一緒にどうっすか」的なことを言いたかったらしいが、手にはカップラーメン。

さすがに食べ終わるのを待っててもらうわけにもいかず、そのままサヨナラしたのだという。

そんな夫の話を聞いて、ギャルゲーでいうところの、選択肢を誤ったためにチャンスイベントを逃したときのような惜しさを感じた。

しまった、そこで「お湯を注ぐ」を選択していなければ…!というやつである。

少しでも対象キャラの好感度を上げたいプレーヤーとしては死活問題、すぐさまセーブポイントからやり直しだ。

話が逸れたが、そんな経緯もありつつ、立ち飲みをして店主さんにラー油を差し入れして帰ってきたのだという。

居合わせたお客さんから「そういうお仕事の方ですか?」と聞かれたらしいが、そりゃそうだろう。

ちなみに、食べたカップラーメンには持っていたラー油を入れてみたらしいが、スープの味に負けてしまったらしく、悔しかったのかムムムと唸っていた。

その探究心は、いったいどこへ向かっていくのだろうか。

 

 

 

 

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