ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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同じ釜の飯作戦

朝起きると、夫と子と猫に一通りおはようという。

もしくは夫がわたしたちに声をかける。

平和を絵に描いたような光景だなぁと思う。

朝ごはんに、子にミルクを飲ませる。

一緒に食べようとパンを手に取ると、両手足をトカゲのように動かしながら高速で近づいてきた。

食べ物へのアンテナが強烈だ。

そしてあっというまにわたしの懐に入ると、パンを半分ちぎってとりあげた。

目標を達成してとても清々とした表情をしながら、両手でパンを自分の口に押し込んだ。

さすがにまずいと思い、子の口にぎゅうぎゅうに詰まったパンを取り出し、細かくちぎって与える。

心配しなくてもパンを君から奪うひとはいないんだから、と思うけど、まだ本能に近い状態なのでサバイバルモードが抜けていないのだろう。

片手で小さいパンを握りしめながら、もう片方の手でわたしのパンを奪いにかかる。

うまいことふらふらよけながら、なんとか完食させた。

床は一面パンくずとわたしの抜け毛が散乱していた。

カーペットじゃなくてキッズマットでよかったなぁと思いつつ、ウェットティッシュでサッと一拭きして片付ける。

 

今日中に仕上げたい記事があったので、パソコンと子と6:4ほどの割合で向き合っていた。

子はわたしの足元にすがってきては、デスク下の文房具やら入っている引き出しを開け閉めし、使っていないケーブルを引きずり出し遊んでいた。

やがてそれに飽きると、おもちゃ箱のところへ移動しひとり遊びを始める。

そしてまたこちらへやってくるの往復だった。

器用な子に育ってくれてるなぁと有難さを感じたが、子なりに環境に適応しようと努力しているのだと考えると少し申し訳なくなった。

ので、ときどきこちらから子のもとへやってきて絵本を突発的に読み聞かせ、抱っこをして遊んでから再びデスクに戻る。

良い運動にはなるが、とても落ち着かない。

しかし言葉が思いつかず煮詰まっているときにはとても有効なアクションだ。

それを2-3回繰り返したのち、スタミナ切れでバテた。

いよいよ運動の必要性が増してきた。

 

最近の離乳食は、大人たちが食べているものを薄めてミキサーにかけたものを1品加えるようにしている。

もちろん濃い味付けをする前の段階で、子の分だけとりわけておくのである。

こうすると正直なところ楽で助かる。

一品一品すべてを子のために手作りしていると、ちょっぴり大変だからだ。

自分たちが食べているものと同じものを子が食べているのを見ると、とても対等な存在のようで、おもわず口調も大人に話しかけるそれになる。

そもそもわたしは、子に対しては対等に話しかけるようにしているつもりなのだが(赤ちゃんと一緒にいるように見えないと人からよく言われる)、同じ釜の飯メイトということでなお親近感が湧いてしまった。

同じ釜の飯作戦は、子に対しても大人同士でも平和を生みだすかなり有効な手だと改めて実感した。

 

Netflix少女革命ウテナが観れるとのことで、作業の休憩がてらタブレットで視聴していた。

やはり今観てもとてもおもしろい。

当時は男装の麗人がヒーローということと、不可思議な演出が話題となったが、10年以上たった今でも新鮮に感じられる。

性のあり方が多様化した現代では、さまざまなフィルターを抜きに、純粋な人と人の繋がりや成長の物語として楽しめるものだろうとおもう。

子が大きくなったら見せてあげたい。

 

人志松本のすべらない話をベッドで寝転がりながら夫と観た。

神田松之丞の話し方がえげつなくうますぎて、講談師ってやっぱイイナァと思いながら寝た。

 

 

 

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【日々あれこれ】

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