かわいいしかない世界
令和の猛暑が止まらない。
毎年暑い暑いと言い続けているが、本当に気温が高くなったのか自分の体力が衰えているのか、どちらのせいかもはやわからない。
たぶんどちらも当てはまると思うのだが。
一番気にすることは、1にも2にも子の水分補給だ。
なにかにつけて常温の麦茶を与えているが、ちゃんと水分が足りているのかわたしの感覚ではまだ判別が難しい。
なぜなら、わたしがいつストローマグを差し出しても子は片手で強引に奪いあげ、ジュウジュウと音を立てて飲むからだ。
口の端から麦茶を垂れ流していれば、たぶんそこまで切羽詰まっていないんだろうという判断材料もここ最近できた。
そして次に夫…と言いたいところだが、なにやらここ最近の出産後史上最大の慌ただしさにより、すっかりわたしは視野が狭くなってしまっていた。
わたしが知らないあいだに、彼は2回風邪を引いたのだという。
枕を並べて寝る間柄だというのに、なんとも由々しき事態だ。これではいかん。
しかし彼が言うには、「きみが忠告をしてくれたにも関わらず、クーラーをつけたまま半裸で眠ったからだ」とのことだが、それでそうかとはならない。
半裸の夫にシャツを着せるスキルが低かった自分を悔いた。
関わっているイベントの開催日が迫ってきた。
再びミーティングをしようということで、夫の友人宅に出かけた。
そこには子と同年齢のお子さんがいるのだが、会ったのは1ヶ月ぶりぐらいだった。
そんなに間隔が空いていないように感じるが、やはり互いの成長はビシバシとわかる。
目つきから違うのだ。1ヶ月しか経っていないのに、おのれを主張せんと目に輝きが宿っているのだ。
赤子同士がそれぞれに、相手への興味を抱きつつ距離を測っているようすがたまらなく親としてはツボだった。
いつだったか、Twitterで「運動会で子どもたちが競技で競い合うのは、自分が育てたポケモンを戦わせているような感覚だ。だから親は燃える」みたいなつぶやきを見たことがあったが、まさにそれだ。
好戦的になるという意味ではもちろんないが、やはり同年代の相手からのリアクションがあってこそ、培ってきたものがより浮き彫りになる。
自分を守ってくれて肯定してくれる大人以外の相手と対峙することにより、危機感迫る形で新しい間隔が芽生えるのではなかろうかと思うのだ。
ちなみにそんなつらつらとした感想はこのブログを書いている今しがた抱いたもので、当時考えていたのはひたすら「かわいい」だけだった。
そんなもんだ。
昼過ぎに出たにも関わらず、ついのんびりしてしまい20時ごろに帰ってきた。
洗濯物は干しっぱなしだった。
ここ数日はずっと晴れマークでかんかん照りが続いているので、そのままでもきっと乾くだろうと出しっ放しにしておいた。
翌日取り込んだ洗濯物は、太陽の匂いを通り越して少しほこりっぽい匂いがした。
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