意識を変えてプルーンと小魚を買う
毎日のように出来ることが増えて、子どもは本当にすごいとおもう。
食事はいつも戦いだ。最近はわたしに根性が足らず、ついついパクパク食べさせて終了させてしまうのでこりゃあんまり良くないなという気がする。
また、両親から「食べ物を粗末にしない」という教育をしっかり受けてきた立場としては、子の奔放な食べっぷり(遊びっぷり)に若干モヤッとしてしまう…ここはわたしの母レベルの成長にも繋がる勝負どころである。
とにかく、好き嫌いがほとんどなく全身で食事を楽しんでくれているだけで良しとしよう。
アンタッチャブルが10年ぶりに復活して夫が涙したり、気づかぬうちに第二子がお腹に登場していたり、周辺がバタバタしていたり梅宮辰夫さんが亡くなったりと、身の回りの変化がすさまじい年末だった。
妊娠中の影響なのか体調や気分のアップダウンも激しく、天国のあとには必ず地獄がくるみたいなガッタガタな状態が続いている。そんな中でも夫家には助けられてばっかりだ。いやはや。
夫が買ってきてくれたマカダミアナッツチョコが美味しすぎて1箱を1時間もしないうちに完食してしまった。
「妊娠中は子どもに養分を与えているので、いくら食べても0kcal説」をひそかに信じて好き放題な食生活をしていたわたしだが、さすがにこれはまずかったようだ。
後日検診を受けた産婦人科で血糖値の高さを指摘され、謎の無敵モードが終わりを迎えることになる。
帰りにドライブがてらスーパーに行き、種なしプルーンと片口鰯の干物を買ってむさぼった。
食生活への意識の変化がもたらしたチョイスだ。これから健康志向になるのだ。人間というのはとても単純なものである。
しかしその夜、久しぶりに外出した勢いでコンビニ揚げ物を買って食べてしまった。
しかもチョイスは揚げチーズドッグとラザニアブリトーだった。
どうやらチーズに飢えていたようだが、あとから考えるとあまりにひどい。
血糖値を考えるなら、野菜なりマロニーちゃんなりを茹でてポン酢で粛々と食べればよかったのに。
やはり抑制しようとすると反動がくるものなのだろうか。
今後の課題は血糖値とイライラを改善することだ、と書くとなんかそういう歳なのかなと少しショボンとなった。