ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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花と酒を同時に味わうと北欧のひとみたいだ

夜は取材が入っていたので、なんとなく朝からそわそわしていたが、眠かったので布団に入っていた。

青空を見上げながら二度寝をすると、なんだかとても余裕があるひとのように思える。

決してそんなことはないので、そわそわしながら寝たり起きたりを繰り返した。

なにかをきっかけに抜け出そうと思い、「猫がわたしの腕枕から移動したら」という条件をつけてみたが思いのほか居座られてしまった。

さすがにまずいと思ったので、「よし!いい加減起きようかね!ねっ、子よ!」と声を発して体をシャキッとさせる作戦に出た。

なんとなく身体中の血流が良くなった気がして成功したように思ったが、子の表情は「わたしはずっと起きていましたよ」と語りかけていた。

 

お昼ご飯は、お義母さんに甘えさせてもらいカレーをいただいた。

トマトベースで、具材はカリフラワーとさつまいもなどの野菜のみ。

トマトの酸味が効いたルーと歯応えのいいカリフラワーが相性抜群で、さつまいもの甘さがさらに深みを増してくれる。

そしてきわめつけはパクチーだ。

パクチーの味の表現は難しく、ただすごく美味しいとしか言えないのが悔しい。

カリッと焼いたパンに浸して食べると、幸せメーターの針が振り切れてしまう。

あまりにわたしが美味しそうにたべるので、子が興味津々に見つめていた。

パクチーは、まだ早いよ、と伝えといた。

 

子に絵本の読み聞かせやら手遊びやらをし、記事やらあれこれ済ませていたらあっという間に夜になった。

取材先へ行き、なんとか無事に終えることができた。

お客さんとして来店していた方からエディブルフラワーをいただいた。

菜の花、芥子菜、ケールやらたくさんたくさん、植物に詳しくないことが悔やまれる。

その場で食べさせていただいたが、芥子菜はピリリと辛く、醤油につけてつまみにしたいほどだ。

なんとか撮影なども終わり、ひとしきり盛り上がって帰宅した。

 

お酒が飲みたくてうずうずしていたので、帰宅後すぐに夫とともにビールを開け、いただいた花を食みながら胃に流し込んだ。

花と酒を同時に味わうと、とても北欧のくらしをしているかのように思える。

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※イメージです

 

完全にイメージだけど、北欧のひとは花を食んでそうな気がする。

そしていい匂いがしていそうな気がする。

誠に勝手なイメージだが、昔読んだ漫画か読み物で、花を食べて宝石を出す少女の話を読んだことがあった気がする。

その挿絵の少女がとても北欧的で、毎回背景に植物しょってるような感じのやつだった。

いまでも北欧の女性は、庭でエディブルフラワーを育てていて、ロクシタンのハンドクリームの香りをまとっているんだとわりと本気で思っている。

そんな2.5次元のような女性にわたしはなりたい。

暖かくなって、ワンピース1枚で微笑を浮かべて歩いている女がいたら、それはたぶん修業中のわたしである。

 

 

【記事を書かせていただいてます】

PKやまもと | させぼ通信

 

 

【日常あれこれ】

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夫への愛もぎっしりだ。この中で1つだけ既に開いているものがあります#chocomintholic #chocomint#チョコミント