ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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テンポのよいうどん

午前中はお義母さんについて行ってランドリーとお買い物へ。

洗濯と乾燥の合間に周辺をぶらぶらしていると、土日休業のリサイクルショップが開いていたので、「おー、珍しい!ヤッター」と2人で飛びついた。

子の服があまりに安かったので15着ほど一気に買った。

ついでにパペットと木馬も買った。

これで3歳ぐらいまではたぶん困らないだろう。

古着というだけで、保守的なストッパーがガクンと外れてしまうのは何故だろう。

母親と祖母の遊びがたっぷり入った服は、かなり自己主張が強いかのように見えた。

子の服を選ぶのは楽しい。

自分の服でもないのに、まさかこんなにウキウキするとは思ってもみなかった。

お義母さんにとっても同じで、「孫ちゃんならこんな感じがいいわよね〜」とトータルコーディネートまでしてくれている。

わたしは良いなと思った服をよく考えずに買ってしまい、あとで後悔することが多い。

なので、お義母さんに相談しながら選ぶとかなり助かるし間違いがないのである。

良い買い物をしたとホクホクして帰宅。

お義母さんとお出かけしているあいだ、夫に子守をお願いしていたので、お礼を伝え昼食にする。

昨日から仕込んでくれていたローストビーフと、焼いたばかりのピザが食卓に並んだ。

みごとにアメリカンな風情がただよう。

一緒に出されたセロリをボリボリ食べながら、もりもり一気に完食した。

ローストビーフの肉は、トライアルで値引きされていたものだったが、とてつもなく美味い。

作り手の力量で食材が生まれ変わるのを目の当たりにすると、料理スキルってとても必要だなと思う。

食事のあと、買ってきた子の服を夫におひろめした。

わたしが針金で結ばれたタグを1つほどくあいだに、お義母さんは総量の半分の服の解説を終えていた。

 

一旦仮眠を挟んで、福岡へ遊びに行こうということになった。

特に目的はないのだが、夫が珍しく2連休だということと、子との遠出に慣れようということでそうなった。

キッチンやらを片付けて自室へ向かうと、夫と子がすやすやと寝ていた。

わたしもそのまま寝転がり、スマホをいじりながら眠りに落ちた。

 

夕方頃目が覚め、あれこれ準備をして出発した。

子は特に大泣きすることもなく、ニュートラルなテンションだった。

出産後はじめての福岡だ。半年ぶりぐらいになるだろう。

なんとなく「ここ車線減るところや!」というのは覚えていたが、肝心のルートはまったくだった。

特に時間に追われているわけでもなかったので、まったりと移動する。

途中、車内でラジオを聴いて笑った。

爆笑問題伊集院光の組み合わせは胃もたれするほど面白い。

 

福岡に着いて、お義兄さんと合流しウエストでうどんを食べた。

ベビーカーが入る店内で助かった。

天井が高いうえ、LEDでペカペカしていてうどん屋らしからぬ妙な明るさだった。

大通りに面している立地にも関わらず、なんと23時閉店だった。

オーダーストップまであと6分ということで、慌ててもつ鍋と締めのうどんとおつまみとビールを注文する。

締めのうどんをはじめから注文するスタイルである。

久しぶりの福岡の街、ビールがうまい。

子はすやすやと寝ていたが、目を覚ましてあたりをきょろきょろと見ていた。

目線がうどんのメニュー表あたりだった。わかるのか。

もつ鍋をつつきながら、福岡で最近よく見るウーバーイーツの話や、ベトナムのヤバいライブイベントの話などをした。

締めのうどんははじめから準備されていたので、たけなわなタイミングですい、と投入されてぺろりと各胃におさまった。

テンポのよいうどんだった。

 

2店舗目には行かず、お義兄さんの家にそのまま向かおうということで、帰りがけにコンビニに寄った。

なんだかよくわからないステーキ味のラスクを衝動買いした。

近くの酒屋でシャンパンを買った。

ベビーカーを押しながら酒屋に入るとなんだか悪いことをしている気持ちになった。

家に着いてシャンパンを3人で空け、子を寝かしつけているうちにいつのまにか眠ってしまった。

酔っ払いながらノリで返事をしてしまったのだが、4月下旬に開催されるわりとディープなライブイベントに1人で行くことになった。

なんだかうわー、楽しそうだけど知らない人いっぱいなところだし浮くわー、うわーと思いながら朝方ふわふわしていたのを覚えている。

 

 

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PKやまもと | させぼ通信

 

 

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