銀皿で4、5人は倒せる
母が先日、東京浅草のイベント「ドールワールドフェスティバル」に出展した。
1日目の日程を終えた母が夜に電話をしてきて、その日の手応えやお客さんとの出会いについてなどを嬉々として話してくれた。
わたしは、きっと何歳になってもこういう電話は嬉しいんだろうなと思った。
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1日が短い。
決まった家事と子の世話などのルーティンでだいたいが終わってしまう。
自分の時間がしっかりと確保できるのは、子が完全に昼寝モードに入ったときだけだ。
たいていそのタイミングで記事を書いたりするのだが、
なにもしたくないときもあったりして、ついボーッとスマホをいじってしまう。このときの時間の経ちかたは無情ともいえるえげつなさだ。
お前の都合なんて知らんよと言わんばかりに、時計の針はぐんぐん進んでいく。
また、子を寝かしつける最中にみごと眠気をもらってそのまま寝てしまい、夕方に2人揃って目覚めるのもザラである。
早い。とにかく1日が過ぎるのが早い。
そしてなんだか毎日が同じことの繰り返しのような気がするのだ。
お義母さんとの会話で、これはわたし昨日も言った気がすると思うことも少なくない。
たとえば、お義母さんの「孫ちゃん、ホントにしっかりしてきたよね」に対して「いやぁ〜ほんとに〜」と返してしまう。
子が日に日に大きくなっているのは本当なので、このやり取り自体は問題ないのである。
問題なのは、子の成長に対して、親のボキャブラリーがなんとも貧相であるという点だ。
これは自分で許してはならないことなのだ。
子の毎日の成長を表すフレーズやエピソードは、さまざまなバリエーションを準備する必要があるだろう。
夫が作ってくれた餃子を、水のようにバクバク食べた。
ソースは自家製ラー油をベースに作られているのだが、酢と砂糖の絶妙なバランスがたまらなく美味しい。
紹興酒とともに出されたら、それだけで夜を明かすことができるほどである。
福岡の中華料理店「長楽」の香味餃子とセロリサラダを凌ぐほどの中毒性である。
あと皿の見栄えが良かった。
コストコで購入したものだが、意外と中華料理との相性とも良いようだ。
もしもこの餃子を食べているのがジャッキーチェンだったら、間違いなくその後マフィアに襲撃されるだろうし、その皿だけで4〜5人は軽く倒せるはずである。
あまりの美味しさにビールがぐいぐい進む。
夫が買ってくれた350ml6缶を2人であっという間に飲み干した。
「酒盛りの匂いがしますなぁ〜」と言ってお義母さんが上の階から降りてきた。
みんなで「ドキュランドへようこそ!」のさすらいのシェフの回を見た。
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【日常あれこれ】
夫が一番最初に作ってくれた以降はベースで買った謎粥パウダーに頼りっきりです!子のために買った米はわが家の炊き込みご飯となって各胃袋へと消えてゆきます。
— chirolpakutiaji (@chirol1660) 2019年6月16日