SASUKEがギャグコンテンツになる日
夫が仕事休みの日は目覚ましが鳴らないので、起きる時間は各自自由である。
こういう日ぐらいはゆっくり寝ていればいいのにと思うが、彼には彼のペースがあるのだろう、わりと早起きなのだ。
おそらく本を読んだりお笑い番組を観たり料理を仕込んだり、好きな時間を過ごしているようだ。
そんな夫の時間が2時間ほどすすんだ頃、わたしもようやくベッドから身を起こす。
ふつう逆だろうと思うが、目覚ましが鳴らないので仕方がないのだ。
子もとっくに起きていたようで、マットレスの上で活発に寝返りを打っている。
こうして筋肉が鍛えられていくんだなぁと思うし、そんな努力を積み重ねる子を見習いたいとも思う。
夫があごだしラーメンイタリアンを再現したスープを鍋いっぱいにつくってくれていた。
先日買ったタバスコもあるので、より味の再現に近づくことができた。
こんなふうに、夫の料理テクがありすぎるせいで外食に行く有り難みというのを少しなくしつつあるのだけども、
味を覚えてもらって、自宅でこうやってなんとなく再現してもらえることを考えれば、やはり外食も必要なことの1つだ。
食事のあとおやつに買ってきてもらったチョコミントを食べてダラダラしていた。
水曜日のダウンタウンを観ていたが、アスリートの大根ドッキリ第2弾に出演していたミスターSASUKEこと山田勝己さんがとても面白かった。
SASUKEの練習中に、鉄パイプで顔面を強打してしまったらしいのだが、「顔面なので大丈夫です」という謎コメント。
ドッキリの内容は、記憶をなくてしまったという設定で仲間たちをだますという内容なのだが、「SASUKE」というキーワードで頭痛がしたり、体に染み込んだパイプスライダーの要領で衣装ハンガーに逆手でぶら下がったり、仲間たちに呼びかけてもらって記憶を呼び覚ますといった具合で笑いどころ満載だった。
後半の、仲間たちが半笑いになりながら「ミスターSASUKE!」「SASUKEしかない!」「黒虎!」「パイプスライダー!」と矢継ぎ早に呼びかける光景は最高だ。
SASUKEってこんなに面白かったのか。
お義母さんはその夜、大きなディスコイベントに出掛けて行った。
家族の中で誰よりも活発だ。
夫がフィルムを現像したいというので、三ヵ町のハートプラザへ行く。
ベビーカーだし、と思って外で待っていたが夫に招き入れられた。
後についていくと、SONYの一眼レフカメラコーナーにたどり着いた。
一見冷静に見える夫だが、その目の輝きはゆらゆら揺れている。
友人が購入したカメラの性能を目の当たりにしてきたこともあり、それも納得だ。
欲しいというブワッとした欲求を整理するかのように、店員の男性とカメラについて語る夫。
「カメラの仕様書をオカズにメシが食える」とかよくわからないワードまで飛び出している。大丈夫か。
わたしも少しカメラを触ったが、オートフォーカスの速さとシャッター音の心地良さと手の収まりが良すぎて心を持っていかれそうだった。
素人総プロ時代に歯止めが効かなくなるのでは、とも思ったが、
お義母さんが先日「ストーリーが感じられる写真って良いわよね」と話していたのを思い出し、「それだわそれだわ」と自分のなかで納得をした。
とりあえず、夫はカメラ好きなおじさん店員の笑顔を散々引き出し、またの機会にと店を出た。
せっかく街に出たからということで、普段から立ち寄らせてもらっている「旅と猫と」にお邪魔する。
気さくで美人なオーナーさんの人柄が好きだということもあるし、
先日、佐世保市のローカルメディア「させぼ通信」で記事を書かせていただいたお礼と、
三ヶ町の路地裏にある『立ち呑み処&猫雑貨屋 旅と猫と』に、猫好き女子でまったりしてきたよ【毎月22日はニャンニャンデー】 | させぼ通信
オーナーさんが先日インスタにあげていたエディブルフラワーのサラダが気になっていたというのもあったためだ。
場所を取ってしまうベビーカーにもかかわらず快く入店させてくれた。
来客で混んだらすぐに出ようという心構えで、目当てのサラダと飲み物を少々いただく。
花を食べていると妖精さんになった気持ちになります。#旅と猫と #佐世保 #立ち飲み#sasebo #cat #エディブルフラワー
たまたま居合わせたお客さんで子育てマスターの女性がいて、子を抱っこしてもらいながら育児話を交わした。
やはり子が可愛がってもらえるのを見るのは親冥利につきるというものである。
わたしのことはどうでもいいので、そっちのほうが楽しいのである。
店名に違わず旅好きなオーナーさんが明日から数日間旅に出るというので、
エールを送ってから帰宅した。
「では、いい旅を〜!」とは、とても素敵なフレーズである。
ハンドルキーパーでノンアルだったため、自宅で少し飲みたいなと近くのエレナでビールと刺身を買った。
「パックのままでいいけど、逆の発想で、盛ってみることにするね」とコストコで買ったやたらでかいアルミ皿に刺身を丁寧に盛る夫。
2軒目だと思った?ブーッ!エレナでした!#佐世保 #エレナ #刺身
かなり漠然と、滝の茶屋 鯉太郎みたいだなぁと思った。
【記事を書かせていただいてます】
【日常あれこれ】
2軒目だと思った?ブーッ!エレナでした!#佐世保 #エレナ #刺身
ハートプラザで夫がキャッキャ
— chirolpakutiaji (@chirol1660) 2019年4月13日