タスクのように包子を食らう
今年一番の大雨で、久しぶりに家族の中でもどよめいていた。
夫が出勤後、すぐに帰宅してきたことがものすごく大事感だった。
いつも台風などが接近しても逸れてしまい、毎回肩すかしを食らってしまう佐世保にとって今回の大雨はまれに見る災害だったに違いない。
わが家はニュースは見ないので、Twitterで情報を拾いながらうわー、とかああー、とか言っていた。
そんななか、取材が入った。
一応確認の電話をしたが、通常どおり営業しているという。
四方を分厚い雨のカーテンに囲まれながら歩く。
持っている荷物を全部放り出して、高笑いをあげながら走り回りたい欲求をなんとかして抑える。
それほどまでに追い詰められているような錯覚を覚えるほどの雨だった。
カメラを必死に守りながら目的の店まで到着した頃には、わたしの身体は頭からつま先までずぶ濡れだった。
しかしそんなことに構ってはいられないので、早々と事を済ます。
空調に当たっているうちに、着ていたチュニックの裾部分だけがなんとか乾いた。
帰宅後、子を預けていたお義母さんにお礼を言い、笑顔で両手を伸ばす子に飛びつく。
雨の不快感はすっかりどこかへ飛んで行ってしまった。
すぐさま部屋着に着替え、子とたわむれているうちに2人してスヤスヤと眠ってしまった。
夫が帰宅し、炊飯器で作ったローストビーフとカラムーチョの花椒味を食べながらいいちこを適当に割った飲み物を飲んだ。
すこぶる快適だった。
数日前に行ったお坊さんのイベントの反省会を夫の友人家族を招いて自宅で行ったときの、子ども同士で写った写真をしみじみと眺める。
尊みが深すぎてなんともいえない。
イノセントワールドだ。
親がこうして感動に浸っている間に、子どもたちは互いに色んなものを吸収して勝手に大きくなっていってるんだろうなとおもう。
ところで関係ないが、偶然が重なって天津包子の包子と餃子を4日連続で食べることになってしまった。
美味しいのだが、こうも続くとラッキーとも言っていられない。
まるでタスクを消化するかのようなテンションで平らげていくのがなんだか笑えてしまった。
【記事を書かせていただきました】
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【日常あれこれ】
夫が感動して興奮で震えたという、広田町のコスモスの陳列。これにはわたしもブルっときた。行きたい。