ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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寝転んだままで1時間会話する

朝は企んでいた通り、夫に昨日のイベントのことについて質問責めにした。

お坊さんをみんなで取り囲んで、これまた質問責めにしてやろうというものである。

また、屏風のセットにお坊さんがみんなで上手に絵を描く。

いらすとやでもなかなか見つからない絵面だろう。

近日YouTubeにアップされるかもしれないので、良かったらチェックしていただきたい。

夫の話の中で一番驚いたのは、200円のものを220円で売ると課税対象、1000円で売るとお布施になるという仏教の謎ルールだった。

古くから脈々と継いでいくには、たゆまぬ努力と運、そして強かさが要るようだ。

仏教の裏話につい夢中になって、ふたりとも布団から出ずにそのまま1時間ほど会話をしていた。

 

夫が休みの日ぐらい何かと思い、昼ごはんにパスタと野菜炒めを作った。

きのう予防接種の待合時間に、置いてあったサラダクラブに載っていたレシピを使わせてもらった。

本当に主婦なんだなと実感する。

普通に食べてもらえたので、とても良かった。

 

録画していた探偵ナイトスクープをみんなで観る。

異母兄弟がSNSを通じて再会し、父が呼び出され真相を話す、なかなかヘビィな内容だった。

親である前に一人の人間である、というタイプの方で、どこかで読んだ漫画の父親に似ていた。

実際にいるんだなぁ。

いや、いてもおかしくないし非難するつもりは全くないんだけど。

 

 MayJのマンツーマンボイトレっていったい何十万するんだろうと思った。

 

コーヒーを飲みながら夫と会話する。「話のフックがないひとと会話を盛り上げるにはどうしたらいいか」についてだった。

 

明後日までジンギスカン屋で食べ放題飲み放題をやっているというので、妹を誘って3人で行ってきた。

急遽子をお義母さんに預ける形になり、申し訳ない。

妹がわれわれ夫婦を家まで迎えにきてくれるというので甘えることにした。

おかげで夫婦ともにしこたま飲むことができる。

車に乗りこむと、妹からわたしにプレゼントが手渡された。

バレンタインチョコだ。

「パンダの親子だよ!」という。

親子だと…なんだかかわいそうじゃないか。

わたしがパンダの親なら、「わたしから好きにせーい!」と言いたいところだが、やはり小さい方から味見したいというのがユーザーの求めるところだ。

妹は「こどもから、ガブッとね!」とニコニコしていた。

プレゼントはもうひとつあって、アニメイトの袋に入っていた薄い本だった。

わたしの推しキャラが美麗なイラストで描かれている。

おお、と心が踊った。

「あの、〇〇さんの作品だヨ!」

と妹に言われたが、作家名を忘れてしまった。

遅れて夫が車に乗り込み、それはなんだと尋ねてきたので答えた。

夫は真顔で、「理解はするけど、許しはせんぞ」と言った。

 

ジンギスカンをもりもり注文して舌鼓を打つ。

あっさりしていてぷりぷりの肉は、ラムらしい香りをほのかに残してわれわれを楽しませてくれた。

生ビールをぐいぐい流し込むが、やはり多少弱くなっているようだ。

酒の進みが遅い。

家で子どもが待っているということも、ブレーキをかける要因の1つになっているようだ。

網を3人で囲みながら、主に妹の近況報告というような会話になった。

途中でわたしは爆笑し、夫は伊集院光のラジオの魅力についてとうとうと語り出した。

酔っ払い二人のなか妹だけがシラフだった。

開店時間の17時に訪れたが、日曜日ということもあり、客足は落ち着いていた。

夫は元を取るべく獺祭を4杯飲んだ。

まぁまぁ酔っ払ってきたが、まだ19時を回ったばっかりだった。

結局、残ったつまみでダラダラ過ごし、20時半には店を出た。

 

酔っ払った状態で、お義母さんにお礼を言い、子と寝室に向かう。

ミルクをあげ、オムツを替える。

子はとにかくニコニコしていて声を発していた。

もうそろそろ話し出すんじゃないか。

 

妹からもらった薄い本をがさと取り出す。

食玩についている袋入りのガムと同じようなパッケージがなされていた。

 

夫は次の日の準備をしている。

「これ以上の幸せはないよね…」とお互いにホームドラマのようなことを言いながら眠りに落ちた。

 

時計はまだ22時を回ったところだった。

 

 

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PKやまもと | させぼ通信

 

 

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