子のお腹に布団をかけてやる
朝に目覚める。わりと最近は決まって6時半ごろだ。
なにかをするわけでもなく、トイレに立ち、二度寝するのが定番だ。
ベッドに戻る前に、蹴散らされた子布団を子のお腹にかけてやる。
寝相が海老反りになっていることが多いので、いつもお腹が出てしまっている。
子の寝息はスースーのときもあればフーフーのときもあり、グーグーのときもある。
たぶんわたしが注意深く聞き耳を立てているからバリエーション豊富に聞こえるだけなのだが、どれも愛らしいものだ。
お腹が空いているようなときは、何もないのに口をモニョモニョ動かしたりする。
同じことを大人がやってもまったくかわいくない上にちょっと心配になる光景だが、赤ちゃんのそれはまったくもって許される。
わたしがリスペクトしているかたから、ユーズドのビニールプールを譲っていただけることになった。
子より年上のレディがいるのだが、彼女が愛用していたおもちゃや絵本などもたびたびいただいている。
家計的にももちろんありがたいし、なんだか思い出を引き継いでいる感じもして嬉しい。
これぞまさにトイストーリーだ。
真夜中におもちゃたちが「新しいご主人は…」とウワサしているのを想像するとなんだか微笑ましい。
クッキーをご馳走になった。
子は両手で掴んでもさもさと食べた。
当然だが、子には遠慮のえの字もない。競争相手はいないはずなのに、ひとかけらたりとも取りこぼしてなるもんかと、次から次へと口に押し込んでいく。
やはりこぼし方が尋常でなかったので、掃除機を出動させてしまうことになってしまった。
申し訳なさでいっぱいだった。
すっかりお姉ちゃんに懐いている子。
わかってはいたが、尊い。目頭が熱くなる。
ねずみ花火のように元気に飛び回るレディに圧倒されながら、子育てあるあるで盛り上がった。
とても良いガス抜きになってありがたかった。
8月はありがたいことにお仕事をたくさんいただくことができた。
現在は、佐世保のレトロなお菓子について情報収集中である。
なんとか早いうちに形にしたい。
夜はクーラーなしでは眠れなくなってしまった。
そしてわたしはまた、子のお腹に布団をかけてやるのだった。
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