ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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去年の皇帝パレードは長濱ねるだったよね

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たまに母と妹が家にきてくれる。

 

免許を持たない(もはや取るつもりもない)母が妹の運転する車に乗って、険しい山道を登ってやってくる。

産後、子のようすを観にこうして来てくれるわけだが、前回はあろうことかわたしがインフルエンザを発症したてという最悪なタイミングだった。

しかもわたしもその時は自覚しておらず、次の来客があるからと早い時間に二人を帰したものの、

ひょっとしてうつしてしまったのではないだろうかと気が気でなかった。

しかしその心配は杞憂に終わり(予防接種をしていなかったにもかかわらずだ)、ほっと胸を撫で下ろした。

そしてわたしは5日間、家族と隔離生活を送り、高熱と頭痛に苦しむこととなった。

もちろんわが子とも断絶。お世話の全てを家族にお願いすることに。

夫に至っては、転職初日で早々に休暇を取らされてしまうはめになった。

こんな出鼻のくじかれ方があろうか…と夫に申し訳なさを感じたが、きっと年の後半いいことがあるはずだと思い込むことにして楽な気持ちになることに成功した。

 

「娘がインフルで、大変お世話になりました」

母がさっそくお義母さんに挨拶をする。

 

「いや〜、ほんと、お世話しました!」

鹿おどしがスコーーンと響かせる音のような、清々しいお返事だった。

こういうところも非常に好きだし尊敬してしまうところである。

子の話やら昔話やらをゆるゆると交わしつつ、買ってきたピザをつまむ。

タンドリーチキンピザが神がかった美味さで笑った。本当に美味いと笑いが出る。

 

ところで今朝、猫が寝室の布団の上で吐いた。

正確にいうと、胃袋に溜まっていた毛玉と食べていた餌を吐いた。

猫を寝室から締め出し、適当なところで過ごさせていたのだが、わたしたちが談笑している部屋にトコトコやってきて、シーズン2を開始したのである。

結果、わたしが子に授乳中だったため、その場にいた母とお義母さんにお掃除をお願いすることになった。

かがんで必死にカーペットを拭いている二人を見ていると本当に申し訳なさで顔がひきつる。どんな顔をしていいのかわからない。

後ろで右往左往しながらへらっと笑う妹に、へらっと笑いを返すので精一杯だった。

 

途中、仕事の電話が鳴った。PCの画面を見ながら対応する。

長崎ランタンフェスティバルのイベント記事を書くことになっていた。

毎年有名人が参加することで話題となっている「皇帝パレード」は、去年の長濱ねるの流れをどうにか保ちたかったのか、今年は川後陽菜が皇后役をするとのことだった。元乃木坂46のひとだ。

乃木坂46の企画で、地方出身者で一番の田舎者を決めるクイズで優勝したり、祖父がタヌキを飼ってたりしているらしい。

話題性はいまひとつかもしれない。

 

母はひとしきり話したあと、夕方5時のチャイムをきっかけに席を立った。

夜勤明けの妹は眠さのあまり白目をむいていた。

もらった大好物のスルメジャーキーは大切に2シートずつ食べようと思う。

歯のバランスを考えると、右2シート左2シートの4シートずつがいいのかもしれない。

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きてくれてありがとうと二人を見送る。

 

夜、研修で遠出していた夫が帰ってきた。

LAWSONウチカフェの新商品、チョコミントアイスを買ってきてくれていた。

初摘みミントとクーベルチュールチョコレートのハーモニーがたまらない。

21時を回っていたにもかかわらずペロリと食べた。

しかしやはり赤城乳業にはかなわない。

喜びのあまり夫に向けた笑顔は、美味しさによるものではなかったことは確かだ。嬉しかったのだ。

 

wishで見つけた変な商品のはなしをする。次の日に読み聞かせをする本のはなしをする。

 

エドワードゴーリーか、オノマトペの本にしようかで悩んでいる。

 

 

【記事を書かせていただきました】

PKやまもと | させぼ通信

 

【日常あれこれ】

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1/30 千年後の百人一首#読み聞かせ #絵本がない