朝は、子がタオルをジュウジュウ吸う音で目覚めた。
4時だった。
よほどお腹が空いてるとみて、間接照明を点け、ミルクの準備をする。
泣き出しはしなかったが、なぜかテンションが高くバタバタと手足を動かしている。
最近は本当に動きが激しく、音もパッタンパッタンとプロレス並みだ。もしくは柔道の受身。
寝返りもたぶんもうすぐだろう。
なぜか夫も猫も起き出して、4時から薄暗いなかで一家団欒がはじまった。
かくれキリシタンみたいだった。
明るくなってから捨てに行こうと、家のゴミをまとめて準備していたのだが、二度寝が祟り、回収時間をすっぽりと逃してしまった。
二度寝を決め込んですやすや寝ていた時、出勤前でバタバタしている夫に、カップラーメンの場所を聞かれたような気がしたが夢だと思っていた。
しかし起きたあとパソコンのデスクを見ると、ネギが落ちていたので夢じゃなかったんだと思った。
スマホには二件ほど夫からの着信が入っていて、ゴミ捨て行けなくてごめん、とメッセージが入っていた。
なんか、なんかすまんと、反省した。
お昼に、昨日父が持ってきた包子を食べることにした。
ポン酢を皿に移そうかと思ったが、面倒なので上だけかじりそこから流し込んだ。
具がパンパンなので、隙間を無理やり作り出す。
なんとか溢れないように入れ切ったのだが、ガワに染み出したポン酢を見て、だいぶ前に亡くなった祖母の足にあった大きい内出血痕を思い出した。
せめてゴルバチョフの頭ぐらいにしとけばよかったのに、なんとも微妙なものを思い出してしまった。
包子はそんなことはおかまいなしに美味しかった。
最近、スマホに文字を打ち込むとこれでもかというくらい「ひょっとしてこちらですか変換」が出てくる気がする。
おそらくここ1ヶ月近くでアホみたいにブログの文字を打ち込んでいるのと、適当な姿勢で打つので誤字脱字がめちゃくちゃ多いからということだろう。
文字の打ち込み以上に、もしかしたら消去ボタンを押す回数の方が多いのかもしれない。
それでスマホからは、正確な字を打つ人間として信用されていないのだろう。
間違って別の変換の候補をタップしてしまったときには、クイズでお手つきしてしまったかのようになり少しイラッとする。
作業していた記事を仕上げる。
次の企画を考える。
なんとなく、子が1歳になる前にやりたい企画をあらかたやっとくべきなのかとも考えたが、先輩ママを見ている限りそんなこともないのだろう。
どちらが良いのか、少し考えた。
末の妹から、小包が1つと大きい封筒が1つ届いた。
時期的にひょっとするとバレンタインデーのチョコかもしれないと期待し、ワクワクしてデスクで開封したら、ガチャガチャの仏像フィギュアだった。
そういえば、以前鎌倉に行ったときに「お姉ちゃん好きだから引いといた」って言ってたなぁと思い出し、チョコを欲していた胃を一旦引っ込めた。
組み立ててニヤリとする。
やはり仏像の造形は素晴らしい。
もうひとつの大きい封筒は、子に向けた絵本だった。
絵本が家にほとんどなかったので、テンションが跳ね上がった。
半分眠りに落ちていた子を起こし、絵本と記念撮影をする。
まだ腰はすわっていないが、おすわりも上手になってきた。
そのまま抱きかかえ、読み聞かせをした。
本当にしっかり読み聞かせをしている気分になった。
絵本の世界は大人の私が見ても惹き込まれるもので、
赤ちゃんのような、まっさらな状態で見たらどう映るんだろうと考えたりした。
夜は夫がローソンのロングセラーであるホルモン焼きを買ってきてくれたので、ビールで乾杯した。
花山椒をひとふり、香りがとんでもなくすてきなことになる。
1年以上前に京都で買ったものだが、まだ使えることにびっくりした。
職場で受けた、職業適性テストについておかしかったところを淡々と述べていた。
空欄の穴埋め問題で、【天気が「 」だったので、翌日線路が水浸しになり電車が運休になった。】の答えが①雪②雹③雨④晴(④はうろ覚え)だったのだが、正解が③の雨だというのがオカシイという話だった。
たしかに①も②も翌日には水浸しになる。
水浸しのレベルにもよるが、雨の強弱の情報もないのだから判断があいまいである。
おまけに線路には電気が通っているから雪は溶ける。
線路が埋まるほど雪が降ったのなら、水浸しという表現は似つかわしくないので、その程度なら十分雪でも雹でもあり得るのだ。
お互いに意見が一致したところで、夫を風呂へ向かわせて、子とともに寝室へ向かった。
【記事を書かせていただいてます】
【日常あれこれ】
2/22 にじいろのさかなありがとうおばたま!!#読み聞かせ #絵本もらった
だめだ、ピノのアソートにだけは手を出したらいかん…!!!
— chirolpakutiaji (@chirol1660) 2019年2月22日
止まらなくなるぞ!!!