ヤマモトチヒロのブログ

佐世保在住フリーライターです。育児日記に混じって、地元佐世保の歴史や文化、老舗や人物について取材撮影執筆した記事を掲載しています。

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インスタレーションがサラリと言えただけだった

平戸防衛戦隊ひらどしマンというローカルヒーローがいた。

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彼らは5人いて、それぞれカラーがある。

あごレッド、ごぼうもちグリーン、平戸牛ピンク、鬼ヨウチョウブルー、かまぼこイエローだ。

それに加え、期間限定メンバーのオランダトリコロールがいる。

すごく強そうだ、オランダトリコロール。

「トビウオ☆フライングアタック」など、彼らはそれぞれにその名にちなんだ必殺技を持っている。

しかしなぜか鬼ヨウチョウブルーの必殺技「鬼ヨウチョウ☆ビーム」だけは、ひらどしマン全員が取得しているのだ。

友達の輪ポーズでビームを発するそうなのであるが、なぜブルーだけ固有スキルがないのか。

わたしがブルーだったらいじけてしまいそうである。

そんな裏話はあとから知ったことだが、平戸市の物産館には、このひらどしマンのわりとちゃんとしたキーホルダーがある。

現在は活動を休止しているらしいのだが、実際に動いているところを見たいのでまた復活してほしい。

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家族で平戸にいった。

夫には休んでいてもらいたいため、わたしの運転である。

目的はイベント情報 »平戸オランダ商館-イベント情報-平戸オランダ商館 Official Siteだったのだが、見事に会期を勘違いしていて予定がすっからかんになってしまった。

「お義母さん!平戸で面白いインスタレーション展があるらしいですよ!」とドヤ顔で連れ出したにもかかわらずひどい体たらくだ。

インスタレーション」という単語をサラリと言えた自分に内心酔っていたのもあり、申し訳なさに加え恥ずかしさ倍増だ。

今回のわたしの実績は、インスタレーションが言えただけ、となった。

というわけで、超親切な平戸オランダ商館の受付さんにまた来週来ますということを伝え、あたりをテクテク散策することに。

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また来週

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400年前からあるらしいオランダ井戸。深さは8m

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かわいい猫が出入りしていた商店では、おじさんが椅子に座ったまま昼寝をしていた。平戸時間。

なんとなく入った海産物屋さんは、店内で干物を焼いて食べられるうえに、平戸の町とオランダ商館の境界が壁面に残っているお店だった。

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ブラタモリな気分だ

江戸時代のものらしく、めちゃんこ古い。

なんかモダンっすねーという感じで通りすぎてしまいそうなほど店内に溶け込んでいた。

干物は外のデッキでも焼けるということだったので、どやどやと外に出た。

 

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平戸に来てまでBBQ的なことをやっている夫

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足元の板は絶妙なスキマが空いていてぞくぞくした

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干物というか普通にやわらかくてフリフリしていて美味でした。

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アンコウの干物とかあごだしとか

お買い物し、お店のママと、先日ここをロケで訪れたクロちゃんの話をした。

そういえば先週佐世保にも来ていたみたいね、と話をする。
ママのクロちゃんの物まねがとても上手かった。
「パシれ!メロス」平戸編はもうちょいしたら放送されるだろうとのことだ。

アジのみりん干しですっかり食欲スイッチが入ってしまったので、そのまま萬福食堂へ。

お刺身のお代わりが自由ということで、これまた有名なお店だった。

ご飯や味噌汁がお代わり自由というのはいくらでも聞いたことがあるが、おかず(?)というのは聞いたことがない。

定食は松竹梅の3種類があって、お代わり2回までとなっているが最もリーズナブルなのが梅定食だ。

こちらは早くも完売していて、お代わり無制限の竹と松定食が残っていた。

せっかくということで夫は竹定食を、お代わりは無理だろうということで、わたしとお義母さんは海鮮丼をオーダーした。

やろうと思えばこっそり夫の刺身をもらうというズルができそうだが(もちろん店側としては絶対禁止である)、そんなことをする必要性を感じないほど海鮮丼はボリューム満点で、わたしとお義母さんはすっかり満腹になった。

夫はお代わりを3杯まで頑張ったが、「サーモンがツラい」とコメントしたり、後半は塩とレモンで変化を加えるなど、まさにフードファイターと化していた。

 

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グロッキーになりながらももう一回お代わりしようか悩む夫。

 

子にはちょいちょい優しいお味の味噌汁と豆腐を分け与え、場を持たせた。

物産館で野菜などを購入し、江迎方面へ車を走らせた。

 

江迎町に到着すると、夫が丸山醤油を買いに行きたいというので車を停めた。

www.m-agodashi.com

味にうるさい夫含め、周辺のグルメな人々(料理屋のオーナー含む)の舌をうならせる、九州味の絶品醤油を販売しているお店である。

わたしは子と一緒に車内で待機していたのだが、ほどなくして夫とお義母さんが戻ってきた。

店内は不在で、「こちらにTELくれ」と書かれていた通り電話をしたら、店内にあった子機が鳴り響いたというので、仕方なく諦めるに至ったとのことだ。

アクシデントに対しては努めて冷静に対処してきた夫だが、このときばかりは笑うしかなかったという。

 

平戸に向かう途中に見掛けたスイカの路上販売店が気になり、帰り道に立ち寄ることにした。

お店の前後けっこうな距離から数枚にわたる手書きの看板で「スイカ500円~」とアピールしていたため、ものすごい熱気を感じたのだ。

車中から遠目で見かけたときは、スイカが並んだ棚の奥で農家のおじさんとおばさんとおぼしき2人がスマホをいじっていた。

とてもこじんまりとしたようすだったので完全に油断していたのだが、いざ路肩に車を停めて店を訪れると、思っていたよりも屈強なおじさんとおばさんがスイカの試食を持って待ち構えていた。

なんとなく「しまった」と思った。

そんなスイカの試食を手にぽかんとしているわたしを気にせず、夫とお義母さんはもりもりとスピーディーにスイカを平らげながら、目の前にある情報を処理しているようすだった。

おばさんはまるで北斗晶のような図体としゃがれ声で数千円のスイカをおすすめしてきた。

500円のスイカは、と尋ねると、「スッカスカでマズイよこんなもん!」だそうだ。

その事実を看板に書いてあげたいものだ。

結局、大きいものは冷蔵庫に入らないからと押し切ってその場から脱出した。

「とか言ってぇー、この大きいのが500円だったら買うんでしょおおー!?」と後ろから叫ぶ農家というかもはや怖いほうのテキ屋のような2人を背に車に乗り込んで出発した。

わたしたちとは入れ替わりでまた別の来客の車が路肩に停まったので、心の中で「がんばれ、願わくば良い買い物を」とエールを送った。

夫はわたしがまだ手に持ったままのスイカをシャクシャク食べながら「ああいう気まずいシチュエーションですっぱり断るのが好き」と話していた。

その度胸がわたしにもほしい。

 

平戸旅はまた来週につづく。

 

 

 

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【日常あれこれ】

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夫めし。

台湾の屋台で食べられそうなエビ棒餃子と野菜の香味あんかけと、ヨーグルトとマヨネーズで適当に作ったシーザードレッシングがけトマト。

腹がとても幸福で、食後は胃がキラキラしていた。