アイスがずっと残るのはうらやましい
台風が過ぎてお盆が過ぎると、一気に秋の匂いがやってきた。
子と外に出て、空気を吸い込む。
「秋だねぇ〜」と声を掛けると、子はゲハッと笑った。
もうすぐ子が生まれて1年になる。
あんなに死にそうになっていたのが嘘のようだ。
しかし死にそうだったと感じていたのはわたしだけで、周りの体験談を聞いていると足元にも及ばないのだった。
出産のとき死にそうだった選手権では一次予選で脱落だ。
そんな地獄のような痛みも忘れ、
なんなら「もう1人なぁ」とも思ってしまう。
子の笑顔にまんまと流されそうになるが、もう少し待たねばとも思うし、年齢を考えるとそうも言ってられんぞとも思う。
夫の友人夫婦とそのまた男友達が遊びにきてくれた。
佐世保でのひと夏の思い出に、バーベキューをしたかったのだという。
外で肉を焼き、酒を飲む。
男3人、古くからの付き合いの流れで中学の卒業アルバムを見つつ、
当時埋めたタイムカプセルから出てきたビデオ映像を復元したもの(教室などでクラスメイトたちの様子を映したものだった)を鑑賞したりしていた。
ものすごくうらやましかった。
わたしも友達とお酒を飲みながらそういう、思い出を肴に飲むようなことしたいと思った。
夫の友人が焼きいもを作ってくれた。
少し冷ましてから、子のために細かく分けてあげると両手でつかみ口いっぱいにほおばりはじめた。
炭でじっくり焼かれた焼き芋は、ところどころが蜜になっていてとても美味しかったようだ。
子どものおやつはいつもこれでいい。
なんだか健康な気もするし、いいのではないか。
素敵なママさんからビニールプールをいただいたので、このときとばかりに出してみた。
お義母さんチョイスの水着がよく似合う。
おむつをそのまま履かせていたら、水を吸い込みまくったポリマーが限界まで膨らみ、このお尻がドナルドダックのようになっていた。
子のお尻からおむつを外して持ってみると、2-3kgはあるようだった。
やはりプールで楽しそうに遊ぶ子は、焼かれている肉よりも注目を集めていた。
夫が先に酔っ払って寝てしまったので、その後夜中の2時ぐらいまで、庭で友人たちと話していた。
古くからの付き合いでもないのにとても居心地がよかった。
歩いて下山するという彼らを見送る。
冷凍庫のアイスをお土産にと渡したが、1人は知覚過敏らしく、1本戻ってきた。
ちゃんと食べようとすると、カップ1つなくなるのに数週間かかるという。
神経がしみることを抜きにしてアイスがずっと残るということだけを考えると、とてもうらやましいことだ。
美味しいアイスはずっと残っていてほしい。
そういえば、チョコミントを離れてからというものの、パリパリバーにハマっている。
チョコの食感と口どけが最高だというのは言わずもがな、バニラアイスの尻尾(?)までパリパリチョコがつまっているのがたまらない。

年に一度、クリスマスの日にしか食べないと心に誓っているビエネッタをお気軽に食べているかのような気分になれるため、とても好きなのだ。

ビエネッタはとても美味しい。
通常なら1本800kcal近くだが、
クリスマスならイベント特典でカロリーもゼロだ。
夫が気まぐれで買ってきてくれたパリパリバーに興味を示したところ、やはり夫は後日2箱を買ってきた。
そしてわたしは2週間もしないうちに3箱を食べ切ってしまった。
1本90kcalなので、一日に2本ずつ食べていた。
だいたい普通のアイスで200kcal程度だからだ。
夫の友人はどうやら、レイバンのサングラスをわが家のどこかに忘れてしまったようだった。
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